乳児院について About
乳児院とは
乳児院はもうひとつの
あたたかいおうちです
大切な赤ちゃんをどこかに預けるのはご家族にとっても、つらい経験でありご心配なことだろうと思います。
赤ちゃんにとって一番の幸せは家族と一緒に暮らすことですが、家族の病気など様々な理由から家庭で育てられない状況が起こった時に、児童相談所を通じて、赤ちゃんを一時的または中・長期的に預かり、家庭に代わって見守り育てるところです。
乳児院の使命
子ども一人ひとりが安心して過ごせるよう、養育者との安定した愛着関係の形成や、安全で居心地の良い生活環境を提供することを使命とし、常に笑顔の絶えない乳児院であることを目指します。
また、地域の子どもたちにも目を向け、子どもと保護者様がより良い生活を送れるよう地域子育て支援にも力を注ぎます。
すべての子どもたちが豊かな未来を切り開き、幸せな人生を歩んでもらいたい…
それが私たちの一番の願いです。
乳児院は子育てのプロ
乳児院には看護師・保育士・栄養士などの専門スタッフが常に常駐しており、お預かりした赤ちゃんの一人ひとりに合わせた個別の発育プログラムをご用意し、精神面、身体面、年齢、発育ペースに応じた育成を行っています。
ちょっとした赤ちゃんの変化も敏感に察知し、万が一に備えております。こうした異変を肌で感じ取ることができるのは、毎日家族のように顔を合わせ、何よりも絶え間ない愛情を常に注いでいるからこそできる私たちの強みであると考えています。
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看護師 Nurse
万が一に備え、乳幼児の
健康面・衛生面をサポート -
保育士 Childcare-giver
お食事からおやすみまで身の
周りのお世話・発育をサポート -
栄養士 Nutritionist
毎食のお食事におやつ
離乳食までの栄養管理をサポート -
ソーシャルワーカー Social Worker
里親委託や家庭復帰に
向けて専門の相談員がサポート -
心理士 Psychologist
心理面や発達面を
専門的な視点からサポート
入所について
利用については、下記の相談所にご相談下さい。
乳児院でかかる費用は、主に公費でまかなわれますが、保護者様の所得に応じて一部を負担していただく場合があります。
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熊本市にお住まいの方
- 熊本市児童相談所
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熊本市中央区大江5丁目1番50号
TEL:096-366-8181
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熊本市以外にお住まいの方
- 熊本県中央児童相談所
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熊本市東区長嶺2丁目3番3号
TEL:096-381-4451
利用者を抱き上げる
太い手首を表します
熊本乳児院の概要
- 施設の種類
- 児童福祉法による乳児入所施設
- 事業内容
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児童相談所からの措置/一時保育委託業務
ショートステイ事業(最大7日間)
トワイライトステイ事業
(平日の夜間17時~21時/土日祝8時~18時)産前・産後母子支援事業
- 設置主体
- 社会福祉法人 熊本社会福祉協会
- 会長
- 甲斐 國英
- 定員
- 30名
- 住所
- 〒860-0811
熊本県熊本市中央区本荘2丁目3番8号
- TEL
- 096-371-1396 / 096-366-4837
- FAX
- 096-371-1633
熊本乳児院の沿革
- 1941年
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昭和16年5月1日
熊本市本荘町に本庄乳児院を設置し、不遇な乳児の救済につとめる。
- 1947年
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昭和22年12月12日
本庄乳児院、児童福祉法による乳児院として認可を受ける。(定員20名)
- 1957年
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昭和32年2月9日
本庄乳児院を熊本乳児院と改称。設備及び定員変更申請認可。(定員30名)
- 1985年
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昭和60年3月15日
鉄筋コンクリート2階建てに全面改築。(定員30名)
- 2013年
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平成25年4月1日
小規模グループケア開始。(定員6名、グループ名『くまもん』)
- 2015年
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平成27年4月1日
2か所目の小規模グループケア開始。(定員6名、グループ名『ひごまる』)
- 2017年
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平成29年10月1日
産前・産後母子支援開始。
- 2018年
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平成30年6月1日
病児・病後児保育事業開始。(ベビーベアホーム)
- 2021年
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令和3年4月1日
児童家庭支援センター、フォスタリング機関事業開始。
- 2021年
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令和3年5月14日
熊本乳児院竣工。
- 2021年
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令和3年6月1日
ユニットケア開始。